勉強法の勉強

皆さん、お久しぶりです

前回のブログを投稿してからおよそ一ヶ月と少し

大学の勉強が忙しくブログが書けておりませんでしたが、ようやく期末試験が終わったのでブログ投稿の復活でございます。

これから夏休み!受験生の皆さんにとっては勉強に長時間を確保できる最後の機会になるかと思います。「夏は受験の天王山」などとよく言われますがこの時期には難関大学を目指されている方は大学別模試があったり、難関大学志望者に限らず多くの受験生が過去問に触れるようになったりと、これまでの基礎を活用し応用力を身につける勉強を本格的にスタートさせる時期ではないでしょうか。そんな中で多くの方は自分の勉強法はこれで良いのか、もっと効率の良い勉強法があるんじゃないかと考え、書店で売られている「偏差値をたった一ヶ月で〇〇あげる方法!」といった本を買ってみたり、ユーチューブでユーチューバーの方があげる「これで偏差値爆上がり、必勝勉強法」といった動画を見たりすると思います。

なので、今回はそんな「勉強法の勉強」について一人の京大生として、私なりの持論を述べようかと思います。

最初に、皆さんは他の方と比較してみて成績はどうですか?

「こいつよりは勉強できるけど、クラスのあいつには負けるな」

とか

「自明に学年ナンバーワン!」

とか

「ちょっと周りの人よりは勉強苦手かな」

などなど様々だと思います。

勉強は当然ですが自分の学力を段階的に上げていくことが大切になります。勉強法とは言ってしまえば勉強をするためのツールに過ぎません。スポーツで言えば皆さんが普段の練習や試合で使うラケットやウェアに似ています。ラケットを持っているだけでは試合に勝てませんよね。また自分に合ったラケットじゃないと十分に自分の実力を発揮できませんよね。勉強も同じです。自分に合った勉強法で勉強をし、その過程で培ってきたものを本番で発揮し合格をつかみ取るのです。

そう、「自分に合った勉強法」なのです。

勉強法は自分の学力、性格など個人間で大きな差のある要素に依存します。

友達がやっている勉強法が自分に合っているとは限りません

また、書店で売られている本に書かれた勉強法はその著者に合った勉強法であって、皆さんに合った勉強法とは限りません。

では、自分に合った勉強法はどうやって見つければ良いの?

簡単です、試してみれば良いのです。周りから与えられる勉強法を鵜呑みにすることなく、試してみる。自分に合ってなかったら固執せずに止める。それだけです。

僕は受験生の頃、東進ハイスクールの系列の東進衛星予備校に通っており、そこで皆さんもよく知っているであろう有名講師が授業中にこのような言葉を残していました。

「僕は一応授業中に僕なりの勉強法を提示するけど、皆さんは自分に合ってないと思ったら無理にやる必要はない、自分に合った方法で僕の授業を聞いてほしい」

普段から皆さんに勉強法を教えてくる人は「これが正しい」というスタンスで話をすることが多いと思います。しかし、それは皆さんにとって単なる選択肢の一つに過ぎません。数ある選択肢から自分に合ったものを選び抜くことが大切です。そのことを忘れないでください。

ただ、勉強法を知らないことも自分がもっと伸びるかもしれないチャンスを見逃してしまうことになりかねないので、ある程度の勉強法は知っておくことが良いかと思います。その際は「勉強法の勉強」ばかりに集中しすぎて肝心の「受験勉強」がおろそかにならないように注意してください。

まとめ

・自分に合った勉強法は人ぞれぞれ、周りに惑わされず自分の学力を最大限伸ばせる勉強法を確立しよう

・勉強法の勉強に熱中せず、しっかり受験勉強しよう

最後にここまで読んでくださった皆さんに僕の勉強法(一日の勉強の流れ)をおまけとして紹介しようと思います。

・朝は脳を起こすために朝食前に軽い数学の問題を解く

・午前中は、思考力をかなり必要とする理数系

・午後(夕食前)は国語と英語

・午後(夕食後)は暗記物(これは人は一日かけて頭が疲れ切っているので大きく思考力を必要としない暗記が良い+人は就寝前の出来事の方が記憶に残りやすいらしい、ことが理由)

・暗記物はとにかく書く。いちいち赤ペンに持ち替えず間違えた問題は隣に黒のペンで正答を書く。

・英語は解いた長文問題を5回ほど音読(文章のリズムをつかむ、英語になれる)

ざっと、こんな感じ

これが皆さんに合ったものと限らないので鵜呑みにすることなく、選択肢の一つとして参考にしていただければな、と思います。

受験勉強もいよいよ中盤戦、悔いの無いよう頑張ってください。